TikTok・YouTubeショート・リール向け 縦型(9:16)リリックビデオの作り方
新しい曲が見つけられる場所として、縦型のショート動画はいまや欠かせません。9:16のリリックビデオなら、スマホで歌詞を読みながら聴いてもらえ、ほかのクリエイターにも曲を使ってもらいやすくなります。ただし、縦型には縦型のルールがあります。通常の16:9のリリックビデオと比べて、変えるべきポイントをまとめました。
使う15〜60秒を選ぶ
ショート動画は最初の1秒で惹きつけられるかが勝負です。曲をまるごと書き出すのではなく、いちばん強い部分を選びましょう。
- サビは王道です。曲名とメロディが入っていて、記憶に残ります。
- 印象的なワンフレーズは、面白い・共感できる・引用したくなる言葉なら、サビ以上に効くこともあります。
- 歌い出しの直前から始める。 短い動画で長いイントロは離脱の原因になります。最初の言葉の前は0.5秒ほどあれば十分です。
その部分だけ切り出した音源を用意してSRTをずらすか、フル尺の音源を読み込んで、その範囲のフレーズだけを残します。
セーフゾーンを意識する
TikTok・ショート・リールでは、画面下部にキャプション・楽曲名・アカウント名が、右側に「いいね」「コメント」「シェア」ボタンが重なります。歌詞は画面の中央付近に置きましょう。
- 下から約20%、右から約15%の範囲には大事な文字を置かないようにします。
- メインのレーンは中央よりやや上が見やすい位置です。フレーズ調整パネルの「表示位置」で設定できます。
- 2レーンを使う場合も、上端と下端に離さず、どちらも中央寄りに収めます。
文字は大きく、言葉は少なく
縦型の画面は横幅が狭く、16:9で1行に収まるフレーズが9:16では3行に折り返されることがあります。スクロール中に3行は読めません。
- フレーズをさらに短く区切ります。1画面に8〜12文字程度が理想です。
- 文字サイズを大きくし、📏 文字サイズを一括適用 で全体を揃えます。
- 縦書きを試してみてください。縦長の画面を自然に活かせ、日本語ならではの印象的な見た目になります。
- コントラストの強い色とグローを使うと、にぎやかな背景や屋外の明るい画面でも読みやすくなります。
スマホで映える動き
小さな画面では、繊細な動きは気づかれず、速すぎる動きは読めません。巨大ズームイン、バウンスポップ、スタンプ打痕激震、【空中分解】衝撃スナップ停止のような、強くシンプルな登場は縦型でもよく映えます。登場アニメーションが終わってから、最低0.8秒ほどは文字が完全に読める状態を保ちましょう。
おすすめの書き出し設定
| 項目 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 解像度 | 1080×1920 | 3つのプラットフォームの標準解像度 |
| フレームレート | 30fps(激しい動きなら60fps) | 30fpsはファイルが小さくアップロードが速い |
| ビットレート | 6〜12Mbps | 投稿時に再圧縮されるため、元の画質が高いほどグローや粒子がきれいに残る |
1つのプロジェクトから3形式
LyricsFlow MVMakerなら、プラットフォームごとにプロジェクトを分ける必要はありません。タイムラインを1つ作り、ヘッダーを 9:16 にして書き出したら、16:9 にしてYouTube用、1:1 にしてInstagramフィード用を書き出します。途中でタイムラインをJSON保存しておけば、どのバージョンにもあとから戻れます。
投稿する前に
- PCのモニターだけでなく、スマホで実際に見て確認しましょう。
- 楽曲の権利を確認してください。プラットフォームは著作権のある音源を自動で検出します。
- キャプションに曲名とアーティスト名を書いて、フル尺にたどり着けるようにしましょう。
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